なぜ繊細さんは海外に行ったほうがいいのか
たいぞーです。
最近いかがお過ごしでしょうか。徐々に暖かくなってきて春の足音をビンビン感じております。
わたくし、実は海外旅行が大好きでして、昨年の今頃私はチェコ、オーストリア、ハンガリー、ドイツを周遊しておりました。
そんな唯一の趣味と言っていい海外旅行が封じられてそろそろ一年が経過しようとしています。
思えばコロナ前の2018、2019、2020年頭はほぼ2ヶ月ごとに海外旅行に行っていたのですが、なぜ自分がそれほど海外旅行に惹かれるのか考えてみました。
・寛大になれる
海外では残念ながら日本の常識が通用しません。日本では当たり前のマナーも海外では普通に破ってきます…😅
例えば、日本人が時間にシビアなのは世界でも知られていますが、大体の国の人は結構ルーズです。ちょっと遅れるくらいでは全く悪びれることもありませんし、ましてや謝ったりもしません。むしろ咎めたこちら側が変な目で見られることだってあります。
なぜ我々は時間を守らない人がいると怒るのでしょう?
それは「時間を守らない=絶対悪」だと幼い頃から刷り込まれ、「自分は時間を守っているのにあの人は時間にルーズだ!自分を見下してる!」といった思考になるんだと思います。
まずは刷り込まれてきた前提を疑うことから始めましょう。絶対に正しいことや絶対に間違っていることなんていうのはそうそう無いのではないでしょうか?
・今の幸せに気づける
世界には毎日紛争続きで明日生きられるか分からないような国があります。
水を飲むのに毎日何キロも往復しなければならない国もあります。
貧富の差が激しさ激しすぎてそこら中にホームレスがあふれる国だって多いです。
それでも(当然全員ではありませんが)とても幸せそうに楽しく笑顔で生きている人たちはいっぱいいます。
普通に考えれば日本に生まれたと言うだけで相当ラッキーなはずです。
世界基準ではまだ裕福な部類ですし、治安もトップクラスに安全。社会保障も充実しています。
「下には下がいる」「恵まれない人を見下せばいい」などと言っているわけではありません。
人生に疲れたり、幸せを感じづらくなっているあなた。あなたは本当に不幸でしょうか?
当たり前に生きることができている今に感謝してみましょう。
・不要な情報が入ってこない
基本的に旅行する場合はその土地の言語が全然理解できないことが多いはずです。それは苦労することではありますが、良い側面だって持ち合わせています。それが「情報の遮断」です。
日本で周りにいる人の話し声、看板の文字、放送の声など、あらゆる事が嫌でも耳や目に入ってきますし、内容だって分かってしまいます。
そうなると、特に繊細なHSPさんなどの場合、聞く必要のない事や、知る必要のない情報が否応なしに頭の中に流れ込んできて、とても疲れてしまいます。疲労困憊です(涙)
そういうわけである意味、頭に入ってくる情報を強制的に制限できる海外というのはとても居心地が良いものです。
・行動範囲を広げる練習になる
繊細な性格を持っている人は、小さな刺激に対しても敏感ゆえ、いつも同じ食べ物を食べたり、休日はいつも同じ場所に行くなど、変化の少ない過ごし方をしがちになる傾向があります。
これはこれで別に悪いことではないのですが、もし、自分の行動範囲を広げたい、自分の殻を破りたい、と思うなら海外に行くことはとてもおすすめです。
まず、当たり前ですが、日本から出ていますので、そもそもいつもの場所に落ち着くと言う事が出来ません。
そうすると、新しい土地の事を自分自身で調べ、もしくは歩き回り、落ち着く場所を探すことになります。
食べ物だっていつも食べているものが手に入らないことも多いです。
「せっかく海外に来たから」という心理が働き、自然と新しい食べ物に挑戦するようになります
自分の意志の力だけで長年にわたって染み付いてきた自分の行動や思考パターンを変えるのは至難の業です…人間は環境の生き物です。自身の行動や思考を変えるには環境整備がもっとも大事です。
それではまた!
adiós!