なぜ目標は宣言してはいけないのか
たいぞーです。
いかがお過ごしでしょうか。GWが近づいて着ましたが、特にどこにもいけないので史上最も退屈な連休になりそうですね・・・
さて、今回は、目標は人に話してはいけないというお話です。
よく、ビジネス書や自己啓発書には、自分の目標や夢を人に宣言することの大切さを説いたものを見かけませんか?
残念なことに、どうやらこれは脳科学的には正しくないようです・・・汗
人間は、自分の目標が義務化してしまうと、それに反発するように、やらない理由を無意識に探すものです。
すなわち、自分の目標は常に
「have to」ではなく「want to」であるということが極めて重要であるということです。
にもかかわらず、自分の目標を他人に宣言してしまうと、やりたかったはずのこと(want to)なのに、それが突然やらなければいけない義務(have to)のように感じられてしまうのです・・・
それでは目標に向けて良いパフォーマンスができるわけありませんよね?
たとえば、上司から何か嫌な仕事を頼まれた時、脳内で無意識に創造力が刺激され、その仕事をやらずに済む理由を見つけようとします(笑)
(上司からしたらその創造性を仕事に活かせよって感じですよね・・・(涙))
また、何か新しいこと(資格の勉強や家の修理でもなんでも)始めようとする時、結局なにか適当な理由を見つけて、実行を先延ばしにした経験はありませんか?
これを、コーチング用語で創造的回避(= クリエイティブアヴォイダンス)というらしいです。
やらずに済む理由を創造的に見つけるってことですね・・・(^_^;)
それを回避するには当然、目標を自分にとっての「want to」にしておく必要があります。
すなわち、「なぜその目標を達成したいのか」といったように、目標達成のメリットを再考し、そこに臨場感を感じる必要があります。
みなさんも、何か目標を立てたときは、それを他人に話さないようにしましょう。
もしくは、目標をシェアする人はかなり慎重になりましょう
あ、要注意なのは親や親友だからと言って安心はできませんよ。
「あなたのためにもやめたほうがいい」とかいって足を引っ張られる可能性がありますので・・・(こういった人たちをドリームキラーというらしいです)
また、他人の言葉に過剰に反応したり大きな影響を受けがちな我々HSP的にはこういう人たちはかなり注意したほうがいいです。
彼らの言葉に無意識に反応し、目標達成の意志が揺らぎ兼ねませんので・・・
それではまた!
adiós!